「お金より大切なものがある」ビジネスをつき詰めて考える中で腹落ちしたこと。

  • 2016.04.29 Friday
  • 18:04
 「お金より大切なものがある」
「いやいや、そうは言ってもお金は大事」
 
今の日本に生きていたら、誰もが一度や二度、いやいやそれ以上、こういったことを考えたことがあると思う。
 
もちろん 私も!!
 
今、「ナムフォト」という事業を立ち上げ、
そしてまた会社を立ち上げようとしている中で、
「お金」なしでは物事が進まないので、「お金」について徹底的に向き合った結果、「お金より大切なものがある」ということについて、これまで生きてきたなかで最高の「腹落ち感」があって、感激している。(驚きの域)
 
「お金は後からついてくる」って、今、最高に信じられている!
 
・・・まぁ、やってみてあかんかったら、またお仕事ください、皆様。
というかんじで。
 
 
会社員を辞めて、フリーランスになったときは、
確定申告の仕組みを学んで「日本で生きて、仕事をする」ことの仕組みが少しわかった。
 
そしてまた実際に仕事をするなかで、
「私は、私にしかなれないんだなぁ」ということを本当に思ったし、そしてまた「私ひとりでできること」の限界が見えてきた。
 
今、会社をつくろうと、以下のようなものを諸々準備しているなかで、今度は「日本で生産性を生み出す」ことの仕組みがわかってきて、すごく興味深いなぁと思っている。
具体的な作業としては、以下の準備を。
 
  • 事業計画書
  • 損益計算書
  • 現金出納帳
  • 定款
  • 現金の用意
  • 登記の用意
  • 場所、ロゴ、HP、名刺、プログラムなどの用意
 
会社をつくるのは、
「壁」(好きな場所、大きさが選べる)に、「アートを飾る」(立体、平面、材質、色、形、大きさなどすべてが自由)ことにすごく似ている気がする。
一口に「壁にアートを飾る」と言っても、考えることがたくさんあって、
 

壁について
  • どこにある壁?
  • 何色の壁?
  • どれくらいの大きさ?
  • どれくらいの人が目にする壁?
 
アートについて
  • 大きさや形は?
  • 絵画、絵画、電飾、オブジェ
  • 素材は?
  • 色は?
  • どんなきもちになる?
  • 取り替える予定や、コレクションする予定は?
 
こんな風に、色々な切り口から考える手法として、「事業計画書」やら「損益計算書」やら、なんやら、かんやらが存在している。
 
「定款」についても、
一行、一行じっくり向き合っていくと、微妙な違いでも、それがざっと30条ほどの条文となると、「会社をこういう風にしたい」という意思を与えることができて、おもしろい。
 
 
「法律的な言い回し」は慣れないものなので、調べながら、そしてまた分からない点については、行政書士で弁護士の方に聞いたりして、
「正直、こんなに気にする方あまりおられないですよ。実行性のない文章だから、そんなに気にしなくても・・・。」
「いえいえ、実行性の問題ではなくて、意味を理解したいんです。半分は興味です。」
「なるほど。一度しっかり向き合って“意味を理解しておく”ことには、良いですね。では、お教えしましょう」
的なやりとりをしながら、気の済むまで向き合った結果、大変満足しています!
 
会社の規模が大きく、関わる人が多ければ多いほど、明確なルールが必要になってくるわけで、とりあえず私ひとり(ありがたいことに、株主様はいるのですが、社員は0からスタートです)の会社では意味をなさないことも多い。それもよくわかる。
 
とにかく、私にとっては、
「世の中には、こういうアートもあるのか!」と知ることが、人生の喜びなので☆
 
ちなみに、
5分でできる最も簡単な会社設立」というのが謳い文句の「free」というWEBサービスも、試してみました。
2015年にグッドデザイン賞「未来づくりデザイン賞」を受賞しております。
 
登録したら、次の日の11時くらいに電話がかかってきて、「すみません、今、急いでいます。(本当に急いでいた)」と電話を切ると、夕方には再び電話がかかってきて、しっかり営業を受けた。
 
「定款をつくって、会社を設立することはできるかもしれませんが、意味を深めることができないので使いません」と伝えると、
 
「会計サービスと連動しているのが、当サービスの利点なのですが、そのご準備はお済みですか?」と、重ねての営業。
 
私はすでにお願いしている会計士さんがいて、今後お金をお支払いして、月に一度はお顔を合わせて経理を見ていただくので、その旨を伝えてお断りしたわけなのですが、
オンラインの会計サービスって、入力式のクラウドソフトか何かなのかな?
オンラインで、ぱぱっと。
で、そのサービス利用料に対してお金を払う。
 
結局、何にお金を支払うのかってことなんだろうなぁと思った。
「マメな営業費とサーバー費」にかけるのか「経理を見てくれる方への人件費」にかけるか。
 
会社の数字って、会社運営の“キモ”であると思うので、それを考えずして素敵なアート空間は完成しないし、「簡単・便利」なことってそもそも存在しないんじゃないかなぁと思ったりしました◎
 
ただ、会社を設立するにあたって、実際には意味を成していないのに「これまでの慣例上・・・」で続いてしまっているような項目もあって、そういうのはしっかり止めて、日本全体の人件費を「慣例的な習慣の維持」ではなくて「生産性の高い仕事」に使えるようにすればいいのに。
・・・とかっていうのも、同時に感じました。
 
 
余談ですが、名刺管理がぜんっっっぜん、行き届いていなくて、
前に、スマホの名刺管理アプリ「Eight」を試しました。
名刺をパシャっと写真に撮って送信すると、データ化してくれるサービスです。
ちなみに、「自動読み取り」ではなくて「人間の手打ち」です。
 
実際に見たわけじゃないけど、広いフロアにPCがずらずらずら〜と並び、一日中、来る日も来る日も、ひとの名刺データを打ち込む仕事をしている人たち(しかも、若い非正規雇用とか?)が、山ほどいるんだ!・・・とかって想像したときに、使うのをやめました。。
 
結果、私の名刺は片付くことがなく、輪ゴムで束ねられていますが・・・
 
 
とにもかくにも、小さな作業を積み重ねながら、事業で実現したいことを丁寧に、丁寧につむぐ作業の中で、
ふいに思い出される過去や、
自分の素を感じる瞬間があって
私は私にしかなれないし、私は私のまんま、そのままで良かったんだなぁって。
 
言わて傷ついてしまった言葉たち。
お金のトラウマ。

呪縛のように私の中でこだまし続けていたけど、ようやく止んでくれそうで、ホッとしている。
 

お皿を割りそうな子どもを見たら、
「そんなことしたら、お皿割れるでしょ!」
と伝えるのではなく、
「お皿をぎゅっと力を入れて握って、ゆっくり歩いてね!」
と、笑顔で伝えればいいし、
そしてまた、
「そんなことしたら、お皿割るでしょ!」って言ってしまう人の気持ちも、
言われた人の気持ちも、よく分かる。
 
そして、大切なのは、「お皿が割れないこと」でもなくって、
美味しいごはんをみんなで楽しく囲むこと。
 
ひょっとして、お皿を割りそうな子どもにも、
「美味しいごはんをみんなで楽しく食べるために、今自分がどうすればいいのか考えてみてね!」
などと、伝えてみるのもいいかもしれませんね。
 
そう言いながら、思わず「お皿割れるでしょ!」と言ってしまうときもあるんでしょうね。。
がーん。


・・・こういったことを、ぜんぶ宝物にかえて。
 
「ナムフォト」5/13 Release!!!